気楽に暮らそう

 73才主婦 日々の暮らしを思いつくままに綴ります

60代で自分の葬儀屋を決めた母

母は96才。認知症になってグループホームに入る3か月前までは
独り暮らしでした。 
父が72歳で亡くなって、その時母は60歳でした。
父は特に医者にかかっていたわけでもなかったのに、夜眠ってそのまま朝に
亡くなっていました。心不全でした。


そんな突然の死に会った母は、自分もいつ死ぬか分からないし
お葬式のお金は準備しておくからと言って、まだ60代前半の時に
葬儀屋さんと契約して、会員になっています。一部だけお金を入れているみたいです。
会員証と最低限のお葬式代は長男の弟に預けて、この範囲内でということです。


考えてみると、自分で自分のお葬式のことを決めるのは勇気がいりそうです。
もし私が一人になったら、葬儀屋さんに出向いて、自分のお葬式のことを
きっぱり決められるのかどうか、自信がありません。覚悟もありません。
まだ甘いです。


母は認知症になってしまったけれど、なかなかのしっかり者です。